8月に入る前に、既に各地で35度を超える真夏日や猛暑日が訪れ、例年以上に暑さを感じる年になるかもしれません。
暑さを和らげるためには打ち水が効果的と言われています。
しかし、庭の水はけが悪くいと地面がぐちゃぐちゃになったり水が溜まったままジメジメしてしまい、逆効果になる場合もあります。
この夏を快適に過ごすためにも水はけの良い庭にリフォームしましょう!
■水がたまりやすい庭は建物にも悪影響が
水はけが良くないと一年を通して庭がジメジメしてしまいます。
日当たりが良くても苔が生えたり、雨のあとに水たまりが残って完全に乾くまで何日もかかる場合もあります。
このような土質だと見栄えや状態が悪くなりますので、水が撒きにくいだけでなく、これから急な雨や台風が多くなる時期に困ることになります。
庭に水がたまりやすいという場合、いくつかの原因が考えられます。
・土質が粘土や赤土で常に水分を多く含んだ状態になる
・地中に瓦礫や石が多く埋まっていて水を通さない
・耕さない状態が長く続き土が固まっている
・地中に樹木の根などが詰まっている
・長年駐車場だった土地で地表が固まっている
・水田地や池などを埋め立てた土地
・敷地内に道路側に向かって高くなる勾配がある
などの条件が水はけの悪い庭に当てはまります。
水がはけが悪いと家庭菜園やガーデニングも十分に楽しめません。
植物が元気に育てるためには土の中の水と空気のバランスを最良に保つことが大事になってきます。
せっかくの庭があるのに草木や花を育てても大きくならずにすぐ枯れたり、野菜なども収穫できるレベルに育たないといったことにもなりますので水はけの良い庭にリフォームしましょう!
■外構リフォームで水はけの良い庭に
お庭の水はけを改善するには、次のようなリフォーム方法があります。
・土壌改良や土の入れ替え
土が押し固められて硬い状態だったり、水をためやすい粘土などを含んだ土質の場合、通水・通気が良くしないといけません。
水が通るための隙間を十分確保するために、土を耕したり、土壌改良材を混ぜるなど、土質を改良することで水はけを良くすることができます。
また、庭の土自体を水はけのよい土に入れ替えるという方法もあります。
その場合、土の掘削や運搬、処分のために重機が必要になったり、入れ替えの土を用意するのに材料代がかかりますので、改良の場合より高額になることが多いです。
・ 暗渠排水
地下からの湧水がある場合や、地中に浸透せずに溜まっている雨水を貯水、排水するためにコンクリート製の深い排水路や水をしみ出させる地中管を設置します。
地中に有孔、もしくは網状の専用パイプを敷設し、その周りを透水性の高い砂利で覆って水の通り道を作り水はけを良くします。
・水が流れるように整える
排水をする場所に自然に水が流れるように、敷地に勾配を取ります。
土が吸収しきれない水が表面を流れて、一番低い部分に水を集めて、そこから排水するようにします。
こちらは費用もほとんどかかりません。
■まとめ
日本の夏は気温が高いだけでなく、湿気が多くジメジメして不快になりやすいのが特徴です。
今年は特に全国的な猛暑・酷暑で非常に過ごしにくい夏。
快適な夏にするためにも水はの良い庭へのリフォームを考えてみてはいかがでしょうか?
また水捌けの良い庭へと外構リフォームすることは、この後に必ず訪れる台風やゲリラ豪雨の時にも大変役に立ちます。
小田原リフォームラボでは一般のお庭の外構リフォームだけでなく、大型の駐車場や施設、農地や耕地などの治水工事、公共工事などで培った技術と信頼がバックボーンがございますので安心してお任せくださいませ!