今回同じ関東の千葉県を襲った台風の被害を大きくした原因といったら雨よりも強い風でした。先日も台風に強い家造りの為にはどこをリフォームすればよいかをお伝えしましたが今回は台風被害に合いやすいカーポートのリフォームについて考えてまいりたいと思います。
■台風などの暴風に強いカーポートリフォームとは?
カーポートにもメーカー毎、商品毎、グレード毎に風に対する強さを表しているスペックが必ず明記されています。
・最低でも耐風圧46m/秒程度のスペックが必要
一瞬でもこの風速の風がカーポートの屋根を直撃すれば風を受けたパラシュートの用に一気に空へと物凄い力が掛かり吹き飛ばされます。
確認出来たものでは耐風圧54m/秒程度という現行最強クラスのカーポートも視野にいれてまいりましょう。
・屋根材はポリカーボネートだと多分アウト
カーポートといえば基本的にはポリカーボネートの屋根を使った標準的なタイプが主流ですが台風の暴風には多分耐えきれません。
耐えきれているのは今回たまたまであり風+飛散物のコンビで一瞬にして破壊されてしまいますので金属屋根をおすすめいたします。
・支柱の太さ、屋根との継ぎ目を補強
カーポートの屋根に台風の暴風が当たり、支柱との継ぎ目に力が掛かり屋根がふっ飛ばされるか、支柱が耐えきれず折れるか、支柱が引っこ抜かれるかがカーポートが台風にやられる原因です。
正確で頑丈な外構基礎工事と継ぎ目の力や負担が掛かる部位の補強もしくはリフォームで対策するだけでもかなり強度は上がってまいります。
■まとめ
カーポート屋根の高さ、風の抜け方、屋根の角度も最善の注意を払いカーポートのリフォームは行う必要があります。
拓けたエリアから急に風が集まって通り道のようになっている地形にあるおうちは特に気をつけましょう。
ビルとビルの間を抜けるビル風やドーム球場の出入り口などを想像して貰えると分かりやすいかなと思います。
どうせなら次の台風で本当に壊れてからリフォームすればいいよね。
とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、壊れた時は大切なお車まで一緒に壊れてしまう可能性が大だということもお忘れにならないようにしておいた方が絶対にいいです。
小田原リフォームラボでは正確で強靭な外構工事を得意としております。
カーポートのリフォームから補強まで一度お気軽にお悩みご相談くださいませ。
アイキャッチ画像
【三協アルミ G-1ss】