カーポートリフォームの失敗で前回のブログでは色についての失敗のお話をさせて戴きました。今回のカーポートリフォームの失敗例のお話は位置についてです。自宅の敷地内だけの位置失敗なら我慢。という選択肢もございますが、一番マズいのは隣家との境界線にカーポートの屋根などがはみ出してトラブルになってしまうパターンです。
■カーポートの位置を失敗したリフォームのマズい部分
カーポートの設置場所として大体の戸建ての場合、玄関脇に駐車スペースを構えたり庭の中のどちらかの端に設置するのが一般的かなと思います。
カーポートをど真ん中に置いて…
などという造りは珍しいでしょう。
そうなるとカーポートの屋根は高確率で隣家の境界線と接する事になります。
屋根を支える支柱は当然、戸建ての敷地内にありますが屋根の”つば”はどうでしょうか?
殆どのカーポートがつばに余裕を持たせ支柱から少し外側へと張り出しています。
これが【カーポートリフォームの位置失敗は境界線トラブルの元】になる訳です。
これはたった数cmであっても立派な違法です。
家の屋根や壁などの越境部分は家の根幹ですので危険でない、損害が大きくないならば直ちに直せという判決は出ないと思われますがカーポート程度ですと直ぐに改善命令が出るかもしれません。
それほどカーポートのリフォーム位置の失敗による境界線トラブルが増えています。
■カーポートリフォームで位置の失敗をしない為の対策とは
隣家との境界線を気にするあまりカーポートが真ん中に来すぎてしまったりかなり窮屈な感じの位置にリフォームしてしまい車の出入りやご家族の出入りが不便になってしまった…。
というケースもちらほらお見受けいたします。
こちらも先日お話した【カーポートの色の失敗】と同じ原理で、ひとつのことを気にするとひとつのことが疎かになる視野の狭さが原因です。
今回のカーポートリフォームにおける位置の失敗を対策する方法として
・設置位置
–隣家との境界線
–内輪差
–ご家族の出入り
–駐車のしやすさ
×(掛ける)
・車の大きさ
を考えることで適切な位置にカーポートを設置出来るかと思います。
車の大きさも考えないと出入り出来なくなりますので全体的な大きな視野でリフォーム業者とご相談してくださいませ。
■まとめ
カーポートリフォームの位置失敗はあなたさまのご不便だけでなく隣家との境界線トラブルを引き起こしてしまう原因にもなるということが分かりました。
カーポートの色を失敗するより大きな事だと分かって戴けたかと思いますので今回のブログを機により一層お気をつけ戴ければ幸いでございます。
あなたさまが気をつけていてリフォーム業者に頼んでも結果、失敗する可能性も無きにしもあらず。
特に安かろう悪かろうになってしまいますとその傾向が強い模様です。
カーポートのリフォームで信頼の出来る業者が見当たらないというあなたさまは是非小田原リフォームラボまでお声掛けくださいませ。
カーポートのリフォームは外構工事の要素も含んでおります。
当、小田原リフォームラボは公共工事も行っておりますので技術レベルはどうぞご安心くださいませ!