お庭の外構リフォームの相談でよくあるのが一面アスファルトにするのはどうかな?という内容です。どんなリフォームもそうですが必ず一長一短、メリットとデメリットがあります。デメリット部分をメリットが上回れば迷わずリフォームしてしまいましょう。今回はお庭をアスファルトにリフォームした場合のメリットとデメリットをご紹介してまいります。
■大前提として土や砂利など整備されていない庭の場合です。
既に綺麗に整っているお庭をアスファルトにするメリットは特にありません。
大前提として土や砂利など整備されていない庭からアスファルトにリフォームする場合をお伝えしてまいります。
【メリット】
・安い
他のお庭整備に比べ安価なことが大きなメリットです。
安いので色々なところで使われているのも納得です。
・耐久性がある
国道や高速道路にも使われるくらいですから耐久性は抜群です。
・目詰まり前は水捌けが良い
目詰まりする前は隙間に雨が染み込みやすく水捌けは良いです。
目詰まり前提なので排水しやすく角度を付けましょう。
【デメリット】
・暑い
黒いので夏は熱こもります。
オリンピックの時、大問題になりそうなくらいウィークポイントです。
・デザイン性が悪い
極端に言いますと小石に真っ黒なタールをまぶして固めて敷いているのでおしゃれな外観なお家ほどおしゃれさが損なわれてしまいます。
・目詰まり後は水捌けが悪い
凹があるとすぐに水たまりが出来てしまいなかなかはけません。
個人的な感覚ですが通常の道路でも凄くこの現象が気になります。
■まとめ
今回はお庭を土や砂利からアスファルトにした場合のメリットとデメリットをお伝えしてみました。
例えば門扉から玄関までのアプローチに使ってアプローチの両サイドをレンガやインターロッキング等で縁取りするなどをすれば一気におしゃれになります。
あと古いアスファルトを見ると分かると思いますが、雑草の侵入はああみえて容易です。
アスファルトをお庭に敷く場合は早めにわざと目詰まりさせるか防草シートなどをしっかりと敷くのが良いかなと思います。
そうなると今度は水捌けが悪くなるというむ矛盾が生じ…。
アスファルトは安くて便利ですがディティールや高級感にこだわったり気になったりする方の場合はおすすめ出来ませんという結論になります。
安くて手っ取り早くお庭をリフォームというより土や砂利が嫌だから舗装したい。
というあなたさまには非常に使い勝手が良いと思います。
あなたさまやご家族の意向や趣味嗜好によって使う使わないとお決めになるとよろしいかなと思います。