人気の高いリフォームメニューで”エクステリア”と呼ばれるものがあります。
また人によっては”外構工事”と呼ぶ方もいます。
この2つの意味合いやニュアンスの違いをご説明してまいりますので、是非覚えておいてください。
ご自身でこのようなリフォーム用語を把握していくことで、今までは業者の説明のままにお任せっきりだったものが、ご本人様参加型のリフォームになるので、完成後はより愛着が湧いてくるものです。
■外構工事⇒昔の呼び方・エクステリア⇒今風の呼び方
元々は全て”外構工事”と呼ばれていました。
当時の考えとしては自分の住宅と公道や隣人の住宅の境界線にフェンスを張ったり、塀を作ったり、水捌け用の水路を掘ったりと
【外を構える】の意味として外構工事と呼ばれていました。
この当時はリフォーム(デザイン性も求められる)と違い、防犯性や機能性のみを追求した、まさしく”工事”だっというわけです。
高度経済成長と共に住宅にもデザイン性や遊び心が求められる時代となり、今までは見られないように外構工事をしていたのに今では見てもらって恥ずかしくない、逆に魅せるようなスタイルに変化していきました。
リフォームする箇所は外構工事と一緒ですが、住宅の外観・デザイン性とマッチングさせるだけでなくその街・その土地の景観ともマッチングさせるような施工が必要となり”エクステリアリフォーム”と名を変えていきます。
■外構工事の主な範囲・エクステリアリフォームの主な範囲
リフォーム業者によりその範囲はまちまちかと思いますが、外構工事の場合塀・庭・フェンス・溝等が主な範囲となります。
エクステリアリフォームの場合ですとカーポート・バイクポートなどのルーフやウッドデッキやサンルーフ系のベランダなども含まれます。
どちらがどちらという訳ではなく住宅を外から見た場合、屋根や外壁、ベランダ以外の部分を総称して”エクステリア”と呼んでも構わないと思いますので細かく気にする必要は全くございません。
■まとめ
如何でしたでしょうか?
結論から言いますと正直どちらの呼び方でも問題なく、デザイン性がより強い場合をエクステリアだとの把握でよろしいかと思います。
エクステリアのリフォームをご希望の際の業者選びのコツとしまして、土木関連の技術者が従業員の中に居るかを確認してみてください。
土を掘ったりする可能性が多いリフォームなので、地盤や土の状態によって適切なリフォームをしませんと倒壊や陥没などの危険性がございます。
どうしても住宅本体以外の部分は軽く見られがちです。
上記の注意点を気にされるだけで安全安心なエクステリアリフォームが完成いたします。