まだ春の長雨も降る気配がないし湿気どころかまだ乾燥しててカラカラ。なのに早すぎない?とお感じになってしまったあなたさま。砂壁や土壁のリフォームをしっかりと塗装し直し乾かし馴染むまでには面積や規模にもよりますが1週間以上は必ずかかってしまいます。来週からは異常気象、異常高温と天気予報で騒がれていて一気に気温と湿気がアップし春の長雨シーズンもそこまで来ています。
■長雨で湿気が増えてからの砂壁や土壁リフォームは勿体無い
リフォームしていけないことはありませんが、砂壁や土壁を塗装している最中や乾かしている最中にも長雨の中で工事をしていたら乾くのも遅いですし、乾くのが遅いということはそれだけ調湿機能が既に働き始めてしまい吸っちゃってるってことです。
塗装している最中から吸っちゃうなんてなんかもったいなくないですか?
また、ちゃんと乾いた後で吸収するのと乾き途中で吸収を始めてしまうのではそもそもの仕上がりにも微妙な差が出来てしまいます。
単刀直入に言えば”塗りムラ””乾きムラ”が出来てしまい、その箇所をもう一度塗り直したりピンポイントで乾かしたりするという手間と時間が増えてしまいます。
ですので、今の時期に砂壁や土壁をリフォームしてしまうことが仕上がり的にも良いですし、しっかりとその調湿効果を享受出来るのでおすすめです!
特に今年の夏も酷暑になりそうですので、調湿効果の期待が出来る砂壁や土壁は重宝されると思います。
■臭いがキツい粉っぽいのがボロボロと削れ落ちてきてたらリフォームの目安
砂壁や土壁のリフォームの目安や塗装のタイミングやサインなどをよく御質問戴くのですが、大きな目安は2つあります。
・砂壁や土壁の粉がボロボロと削れて来ている
色々な理由でこのような形になりますが、長年の使い込みにより調湿機能が既に効いておらず単純に経年劣化してしまったということです。
カラッとしている日に換気をするなどすると長持ちしたりします。
・単純に砂壁や土壁の部屋が生活臭で臭い
砂壁や土壁は呼吸をしているので調湿効果や防臭効果があるとこれまでのブログ記事で述べてきましたが、ずっとその部屋で生活をしている、食事もその部屋で食べるなど臭いが屋外に抜けない生活スタイルですと通常の使い方に比べ経年劣化のスピードは早くなります。
【ボロボロ】&【臭い】は目と鼻に直接感じるサインですので、これを発見したら速やかに塗り替えリフォームをおすすめしています。
この状態で放おっておきますと今度はやっかいな【カビ】が生え、それすらも放置すると壁が断熱材などもやられしまいには壁が倒壊する危険性すらございます。
■まとめ
戸建ての和室などもそうですが、和モダンをウリにしている飲食店さんや商業店舗さん、旅館や民宿などの宿泊施設での砂壁や土壁のボロボロや臭いは大きなイメージダウンとなりますので早めのリフォームが基本です。
壁紙クロスは拭き掃除も出来、耐久性もあるので便利ですし最近では砂壁調、土壁調のものも出てきているので選択肢としてはありですが自然由来の本物の趣にはどうしても勝てません。
和の心、和のイメージを大切にするならばしっかりと定期的にメンテナンスしてまいりましょう。
砂壁や土壁の塗装リフォームは土地柄、旅館の砂壁や土壁リフォームをたえずおこなっております小田原リフォームラボにお任せくださいませ。
あなたさまのお部屋の状況、立地、風通しなど色々な条件を加味してベテラン職人が配合を微調整し塗装してまいりますのでオーダーメイドの1点ものの砂壁や土壁リフォームが可能でございます。
お気軽に小田原リフォームラボまでご相談くださいませ!