梅雨入り前の五月晴れの時期の間に小田原市や箱根町エリアの戸建てや旅館の土壁や砂壁のある和室ではリフォームが活発になってまいります。砂壁や土壁のリフォームのタイミングや目安、またその際の注意点などをお伝えしてまいりますので砂壁や土壁の和室のリフォームを梅雨前に行う予定のあなたさまは是非ご参考にしてくださいませ。
■和室に入った瞬間臭いが気になったら土壁や砂壁のリフォームタイミング
確かに和室には独特の臭いがあります・
それは畳だったり襖だったり障子だったり。
もちろん土壁や砂壁特有の臭いもあります。
しかし!【かび臭い】のはアウト。
それと【油臭い】【加齢臭】もアウトです。
何故アウトかと説明いたしますと…。
砂壁や土壁の特徴といたしまして湿気や嫌な臭いを吸収してくれます。
それが経年劣化し吸収しきれなくなると臭いを今度は放出してしまうようになるのです。
そうなるともうどうにも出来ません。
土壁や砂壁のある和室のリフォームタイミングや目安ということになります。
最近、旅館でも部屋食が少なくなっているのはリフォームのサイクルがどうしても早くなる&食事処なら一度で済む。
という経済的な事情や人手的な事情がありますが、それでも部屋食を続けている旅館がございましたら、土壁や砂壁のリフォームサイクルを早くし(お客様の満足度の為に予算を凄く割いている)贅沢なサービスを提供している旅館だと判断してよろしいかと思います。
■和室の砂壁や土壁がボロボロと剥がれていたり粉っぽかったりする
臭いに続きもう一つの砂壁や土壁を使った和室のリフォームの目安となるのが、この砂壁や土壁がボロボロと剥がれて来ていたり粉っぽかったりする状態です。
これはひと目でリフォームのライミングや目安が分かるので非常に重宝するサインです。
戸建てならば多少のボロボロや粉っぽさでもそこまで急ぐ必要は無いかもしれませんが、飲食店や旅館などは口コミサイトなどの評価に影響するのでこのサインが出る前にリフォームするのが当然です。
食事に粉が入った、就寝中に吸ってしまいアレルギーを発症した。
などとなったらリピーターどころか新規の顧客様まで逃してしまうことになります。
逆にこの部分をしっかりとしておけば趣は壁紙クロスには出せないので大きな武器となります。
【●●号室・●●の間】がリフォームされました。
とブログやSNSでアナウンスされればいってみたくなるもんです。
このように和室の砂壁や土壁がボロボロと剥がれていたり粉っぽかったりする前にリフォームを行うか行わないかで飲食店や旅館のブランド力が上がったり下がったりする可能性も重々ございますので、こちらのブログをご覧になった関係者様は出来るだけお気をつけください。
■まとめ
土壁や砂壁の和室リフォームをする際のタイミングや目安として【臭い】と【削れ】に注意をすればよいいう事が分かって戴けたかと思います。
戸建ての和室1室だけでしたら天気さえ良ければ剥がして塗装して乾かしての工程を約1週間~で出来るのではないでしょうか。
しかし飲食店や旅館など広かったり砂壁や土壁が塗装されている和室が広かったり部屋数が多い場合は1週間~程度では終わりません。
早め早めのリフォーム計画を立てて自社の評判や評価を落とさないように気をつけてまいりましょう。
小田原リフォームラボでは小田原城の城下町だったこと、宿場町として今も日本有数の温泉観光地である箱根町がお隣りにある土地柄、土壁や砂壁を使った昔ながらの和室のお家や旅館が多いので30年前の創業時より砂壁や土壁のリフォームにはより親しんでまいりました。
ベテランの砂壁・土壁職人がしっかりとした技術で塗装し直しますので戸建てから旅館までお気軽にお声掛けくださいませ。