砂壁のある和室がなんかかび臭い…。明らかにカビっぽい黒ずみが砂壁から生えている…。そんな状態になってしまったら即座のリフォームが必要です。塗装のし直しも良いですが室内環境が変わらないなら壁紙クロスへ思い切ってリフォームされた方が良いかもしれませんので、その理由をみてまいりましょう。
■カビが生える室内環境が変わらないなら壁紙クロスへリフォーム
昔と今では平均気温も雨の量も場所によってはかなり変わっています。
また人口密度などの生活環境も絶えず変化をしています。
昭和の時代には砂壁で快適に過ごせていた我が家も令和の時代も快適のままとは限りませんよね。
普通に生活していて砂壁にカビが生えてしまう何らかの室内環境があるならばその原因を取り除くかカビにくい壁紙クロスへとリフォームしてしまうほうが手っ取り早いです。
店舗や旅館などの対お客様がいらっしゃるような場合はコンセプトなどを変更しないとならなくなるので、そう簡単にはいきませんが戸建て、マンションに限らずご自宅の場合は思い切って壁紙クロスへリフォームされた方がお手入れは楽になるハズです。
最近は十数年前のようなシックハウス症候群になるようなノリ剤も使われなくなりましたしアレルギーに敏感な方にも過ごしやすくなっています。
壁紙クロスの素材も色々とリリースされているのでアレルギーが不安な場合は先にリフォーム業者に伝え発注書や仕様書などにその内容を盛り込んでおくと万が一のアレルギー発症の場合のトラブルも一文が盛り込まれていれば粛々と張替えなどの対処をしてくれるようになります。
■砂壁から壁紙クロスへリフォームするメリット
調湿効果や消臭効果、趣などを犠牲にして壁紙クロスへとリフォームする訳ですからそれらを上回るメリットがなければなりません。
どのようなメリットが壁紙クロスにあるのかを見てまいりたいと思います。
・砂壁よりカビにくい
砂壁や自然素材多め、壁紙クロスは合成素材多めな分、かびにくい性質があります。
前までは化学物質のアレルギー(シックハウス症候群)が取り沙汰されていましたが今までかなり改善されております。
・砂壁より室内に臭いがこもりにくい
仏壇のあるような和室を想像してみてください。
お線香を焚いていなくてもお線香の香りが残っていると思います。
逆に換気が大事になりますが壁紙クロスは臭いを吸収しにくい分、臭いはつきません。
・砂壁より次のリフォームも安い事が多い
砂壁塗装リフォームと壁紙クロスのリフォームでしたら単価も耐久性も壁紙クロスの方が安く済むと思います。
砂壁にそこまで拘りがなければ壁紙クロスで充分でしょう。
■まとめ
梅雨明けすると一気に暑くなりもしかしたら砂壁のあるお部屋からもわ~っとした臭いがしてくれるかもしれません。
それがじめじめしながらももわ~でしたら砂壁の寿命の可能性も高いです。
もし砂壁のベースはとっておきたいということでしたらベニア板を被せサクッと壁紙クロスを貼ってしまう手法もございます。
こちらの手法ですと砂壁自体を残しながらのリフォームになるので非常に安価ですし(砂壁を根こそぎ剥がして綺麗にする必要がない分)工期も短くて済みますのでおすすめです。
小田原リフォームラボでは上記で挙げました壁紙クロスのリフォーム実績も多数ございますのでお気軽にお声掛け戴けましたら幸いでございます。