ここ最近シバンムシに関するご相談やお問い合わせを受けておりますのでシバンムシとボロボロの砂壁、そしてリフォームで改善や対策が出来るのか等のお話をしてまいります。酷暑のうちはシバンムシも一旦落ち着きますが今日みたいに湿気が多く少し暑さも和らぐとシバンムシがまた繁殖しはじめます。
■ボロボロの砂壁はシバンムシの餌に!早めのリフォームを
シバンムシがお部屋に発生した時の住処の特定として主に3箇所確認してください。
その全てが粉や葛状になっている特徴があります。
・小麦粉や米、パン粉などの粉状の食品
シバンムシが一番多くいる場所がこちらの食品です。
部屋の中でシバンムシを見かけたらまずこちらを徹底的にチェックしてください。
・畳やフローリングの木くず
劣化した畳や劣化したフローリングの木くずも餌になります。
そして隙間も多いのでシバンムシの住処にもなっている場合が多いです。
・ボロボロの砂壁や土壁
そして最後に今回のテーマであるボロボロの砂壁や土壁です。
これもシバンムシの良い餌となりアリの巣のように中に巣食う場合もございます。
番外編として【油類】にもシバンムシが集まりやすくなります。
カブトムシ飼育のおがくずや釣り餌の粉末、園芸用の肥料などにもシバンムシは巣を作るので家の中では十分注意してください。
■キッチンにも居ない畳やフローリングにも居ないのに…
シバンムシが家の中をブンブン飛び回っていると本当に不快ですよね。
触れると時にはアレルギー症状を起こす方もいます。
しかしなかなか住処や巣が見つかりません。
キッチンにある食品には全てケースなどで密封されていますし、フローリングや畳もケバケバはなくそこにシバンムシが巣食っている感じもしない…。
お家の中に砂壁や土壁はありますでしょうか?
もしある場合はボロボロと粉状に剥がれ落ちていないかを確認してみてください。
そこでシバンムシが発見されたら…
今度は小さな穴や隙間がないかを確認してみてください。
そこからシバンムシがもし出入りしていたら即座にリフォームを行ってください。
放置しますと永遠に増え続けシバンムシ壁になってしまいます。
■まとめ
お家に巣食う害虫には色々なものがいますがシロアリより身近なのが今回お伝えしたシバンムシではないでしょうか。
鉄筋コンクリートのマンションであっても植え込みなどが近くにあればお構いなしに窓や玄関、換気口より侵入し餌場を見つけ繁殖します。
逆に侵入されても餌場がなければ繁殖しませんので安心してください。
これから少しづつ涼しくなってくるとシバンムシの活動も活発化してきます。
砂壁や土壁のボロボロをはじめ、畳やフローリングなどの劣化にも充分注意してください。
シバンムシ以外にもダニなどの害虫の繁殖源となってしまいますのでタイミングを見てリフォームしてしまいましょう。
「シバンムシが家中飛び回っているのにどこから出てきてるのかわからない!!」
というあなたさまは小田原リフォームラボまでお気軽にご相談くださいませ。
住処や餌場を見つけそれがリフォームしないとダメなようでしたら適切な処理をしてまいります。