台風や秋雨がまだ来ていない三重県で警戒レベル5のゲリラ豪雨があり街全体が土砂に飲まれてしまいました。こうなると水捌けなどは意味がなくなるのですが、ここまでにならなくても家を守る為のリフォームをしておくことで被害を隣家と比べ最小限にすることが可能になりますのでご紹介してまいります。
■台風や秋雨から家を守るリフォームの種類
大雨×暴風。
この2つから家を守るという事が重要です。
・雨戸やシャッター
大雨×暴風に弱いところと言えばガラス面が多い窓です。
暴風に運ばれた小石がコツンとあたっただけでも一瞬にして割れ、今度はそこから雨が入ってきますので物理的に窓を守るために雨戸やシャッターをリフォームすると効果的です。
・屋根から雨樋にかけて
屋根から雨樋に掛けてもしっかりまずは点検をし、必要ならば防水塗装や屋根塗装、雨樋のゴミやつまりの清掃、場合によっては雨樋から排水溝へのルートなどもリフォームしてしまうことで雨水をコントロール出来るのでお庭への影響がなくなります。
・外壁
横風、横殴りの雨、万が一のヒザ下ひざ上浸水。
外壁も相当なダメージを食らうことが予想されます。
雨水の侵入を防ぎ、風でめくられないよう点検とリフォームをしておきましょう。
・その他(カーポート屋根や排水溝)
カーポート屋根は暴風で破壊されないような強靭さが求められるので、そのようなタイプを採用してリフォームしましょう。
排水溝などの外構工事は水捌けに差が出るので少しの雨で庭がぐちゃぐちゃになる傾向が強いお家でしたらリフォームしておくべきです。
■二次災害も防ぐことも大きなリフォームの目的
家の外を守る事で家の中を守れます。
家の中に雨風が窓を突き破って侵入してきたらそれこそ終わりです。
ビニールシートを応急処置で貼っても暴風に煽られて部屋の中がめちゃくちゃになってしまいます。
屋根や外壁からの雨漏りも深刻なダメージとなります。
基礎や柱が腐ったりすると建て替えまであるので雨漏りだけは本当に気をつけてください。
カーポートの屋根が吹き飛んで誰かに当たって大怪我をさせてしまったり、お庭の土砂が隣家へ流れ込んだり道へ流出してしまったりなどの二次被害も考えられます。
街ごと壊滅状態ならばどこも誰も責められませんが、あなたさまのお家だけがそのような原因を作ってしまった…
という場合はいくら自然災害とはいえ、準備不足を指摘、非難をされても致し方ありません。
■まとめ
備えあれば憂いなしとはよく言ったもので、起きてからでは意味がありません。
基本的には「まさか…うちが…」といったところになるかと思いますが、不安を感じながら生活することは精神衛生上よくありません。
屋根塗装や外壁塗装はサイクルが来ているならば行えばよいかと思いますが、雨戸やシャッターは安価ですし工期も1日、防犯面にも非常に役立ちます。
夏場や冬場のエアコンやクーラーの効きも良くなりますので是非ご検討くださいませ。
安価で絶大な効果をもたらしてくれるリフォームの代表格です。
小田原リフォームラボでは小田原市や箱根町など近隣エリアだけでも被害が最小限に留められたらとの想いでリフォームをしてまいりますので、少しの雨でも実は不安なんだ…。というあなたさまはお気軽にお話お聞かせ戴けましたら幸いでございます。