空気が少しづつ乾燥してきましたね。小田原市や箱根町などはすっかり肌寒さと唇の乾きを感じるようになりました。お家の中でその季節の移り変わりを感じやすい部分と言えば砂壁や土壁です。秋冬になると何故か砂壁や土壁がボロボロと落ちてくるのはリフォームのサインなのでしょうか。
■砂壁や土壁がボロボロと落ちてくるのはリフォームのサインです
先に答えをお伝えしてしまいましたがズバリ、
【砂壁や土壁がボロボロと落ちてくるのはリフォームのサイン】
です。
砂壁や土壁は壁紙クロスに比べ自然素材を多く使っていますので調湿効果というものが期待出来ます。
調湿効果というのは読んで字の如く”湿度を調節してくれる”というものです。
砂壁の砂・土壁の土が空気中の湿気を吸ってくれます。
そうしますと夏でも他の部屋よりも涼しいお部屋になるという日本の気候にあった昔からの知恵です。
反対に空気の乾燥する秋冬は吸ってくれた湿気を吐いてお部屋を潤わせる事で温かさを演出しています。
そうして砂壁や土壁が吸ったり吐いたりしているうちに当然ながら劣化が進み、繋ぎとなっていたノリが剥がれてしまいボロボロと落ちてしまうという訳です。
■砂壁や土壁がボロボロと落ちて来たのを放置すると?
砂壁や土壁が落ちてきても特に何もないなら掃除の頻度が上がるくらいなのでわざわざリフォームしなくてもいい。
と個人様宅の場合そう感じてしまうかもしれませんが、ボロボロと落ちてきた砂壁や土壁を放置しておいた場合の結果も出ておりますのでご紹介させて戴きます。
・ダニやシバンムシのエサになり他の部屋にも害虫発生
砂壁や土壁を繋いでいたノリをダニやシバンムシなどの害虫はどこから嗅ぎつけてくるのか不思議でなりませんが餌場として大発生し他の部屋にも飛び火します。
・粒子が細かくなりアレルギー発生
砂壁や土壁そのものでもアレルギー発生する方はたまにいらっしゃいますが、ボロボロと落ちた塊が細かく粒子となりアレルギーを引き起こします。
・単純に不快で汚い
砂壁や土壁のリフォームを視野に入れてこちらのブログを拝見していただいていると思いますので同じ様に単純に不快で汚いと感じてくるハズです。
■まとめ
砂壁や土壁はこうゆうメンテナンスやリフォームが面倒くさいなぁ…。
と嫌がり壁紙クロスにしてしまわれるお宅もございます。
逆に趣を求めて壁紙クロスから砂壁や土壁にリフォームされるお宅もいらっしゃいます。
当然そのまま砂壁や土壁を新しく塗装し直されるお宅も沢山いらっしゃいます。
その全てが正解ですのでライフスタイルやお求めになるものによってリフォーム内容を変えてみてくださいませ。
「こうゆうことがしたい」
「こうゆう効果を求めるには?」
などあなたさまがご判断つきにくい部分はお気軽に小田原リフォームラボまでご相談いただけましたらしっかりとナビさせて戴きますのでご安心くださいませ。