朝から小田原市や箱根町で激しい雨が降り続いています。既にお隣の静岡県の各エリアでは非難警報レベル4が出ており小田原市や箱根町も十分な注意が必要です。今回は台風が過ぎ去った後のリフォームチェックポイントをお伝えしてまいります。なんとか無傷で乗り越えたと思ってもどっかにもしかしたら大きなダメージを食らってしまっている可能性が今年一番あるかも知れません。
■無傷だろうという前提でのチェックポイントはココ
屋根から雨漏りをしてしまった…
窓ガラスが割れて室内がめちゃくちゃになった…
お庭の土が流れ出してしまって排水口が詰まってしまった…
など目に見えて台風のダメージが見えている場合はそちらを優先し、必要ならばリフォームしてまいりましょう。
今回チェックしていただきたいのが、
「なんだ今回の台風19号ってニュースで言われてるより大した事ないじゃん」
と一見ノーダメージに見えた戸建てやマンション、店舗や旅館です。
・屋根や雨樋はとりあえずチェックしよう
雨漏りしなかった、瓦などの屋根材が飛んだりめくれたりしなかった=ノーダメージ。
ではありません。
雨漏り一歩手前の穴や傷がついてしまったり、雨樋が落ち葉やゴミで詰まっていつかのタイミングで排水不能で暴発をする危険性があるのでチェックをしていきましょう。
・境界線のブロック塀やフェンスがぐらぐらしてないかをチェック
台風の暴風雨では大きな木や頑丈な電線すら途中から真っ二つにちぎるような形で破壊するほどのパワーを持っています。
それらに耐えたといってももしかしたら地盤はゆるゆるになっている可能性があるので前後に押してみてグラグラしないかをチェックいたしましょう。
■雨漏りをしてしまった場合の緊急応急処置リフォーム
万が一、雨漏りしてしまった場合はリフォーム業者に修理して貰うまではご自身で簡易な修理やリフォームが必要です。
ただし、屋根の上に登るなどの行為は本当に危険ですので、ここは割り切って畳やフローリング床を腐らせない為の対処法をお伝えいたします。
1.雨漏り箇所に広めにブルーシートなどをたゆませて貼る。
2.ろうとのような形状にし中央部分に穴を開けて雨水を誘導する仕組みを作る
3.落下地点に深めの花瓶やペットボトルを切ったものを置いて雨水を受け止める
洗面器などでは底が浅いのでぴちゃぴちゃ周辺に飛び散ってしまいますのでかえって被害を拡大してしまいます。
天井からの雨水雨漏りのコントロールをすることで出来るだけ最小限の被害にで抑えることが出来るでしょう。
■まとめ
10/12午後3:30現在は主に豪雨ですがこの後、台風が近づき今度は暴風や突風が吹き荒れることが予測されます。
非常に危険な状態になりますので、避難勧告が出ているエリアの方は速やかに避難いたしましょう。
小田原リフォームラボのございます神奈川県の小田原市や箱根町でも川が濁流となって今にも氾濫してしまいそうです。
まずは身の安全を確保し修理やリフォームのことは天気が良くなってから考えましょう。