秋にシバンムシはどこから?寄せ付けないリフォームを

この時期油断していると越冬シバンムシが大量発生する場合がございます。勝手に自宅でシバンムシに越冬されたら最悪ですよね。シバンムシの越冬の棲家となりそうな場所と寄せ付けないリフォームや住まわせないリフォームをお伝えしてまいります。

■シバンムシを越冬させない為のリフォーム箇所は?

シバンムシをご自宅内で越冬させないためには棲家となる場所を徹底的に潰して行かなければなりません。

出たことある方はご存知かと思いますが繁殖力が異常ですよね…。
部屋の中ブーンブーンと飛び回られた時のあの不快感といったらありゃしないです。

・フローリング床や畳の削れカスは要注意

シバンムシが好む場所として木くずや藁などの植物性の粉が大好物です。
なので経年劣化してしまって角から削れてしまっていたり、ささくれたっているフローリング床や畳は要注意。

シバンムシがフローリング床や畳の削りカスのそばに居たら更に穴が無いか確認してみてください。

穴の中にシバンムシが棲家を形成している可能性がありますのでリフォーム対象となります。

・砂壁や土壁がボロボロ落ちていませんか?

乾燥して粉状になっている砂壁や土壁のカスも同様にシバンムシの大好物です。
ダニなどと食生活が一緒ですね。

砂壁や土壁も食べていると思いますがノリをよく食べます。
また奥へ奥へと侵入し巣食っていくので非常に厄介です。

この時期、古い砂壁や土壁が乾燥しボロボロと剥がれ落ちてくる気候になってきますので砂壁や土壁のところでシバンムシを見つけたら要注意です。

■シバンムシの棲家以外にも発生しやすい場所をお伝えいたします

シバンムシが自宅で発生してしまった場合のリフォーム箇所をお伝えいたしました。
続いてはそもそも論としてシバンムシを寄せ付けない、住み着かせない事が重要です。

・米や小麦粉、パン粉などの穀物類

私達が食べる食料もそうですが、大体がきっちりと封がされていると思います。
飼料や肥料、釣り餌はどうでしょうか?

倉庫や納屋などに無造作に置いてありませんか?
自然のものだから…と気にしないでいるとそのブンブンしているのがシバンムシだったとうことが多々あります。

・食用油類

植物性、動物性拘らず油類にたかります。
油直接よりも油がついちゃったものや、敢えて浸してあるものなどを好みます。

これらのものを出しっぱなしにしないことがシバンムシを寄せ付けないコツです。
余計なリフォームをしなくても良いように出来る対策はしておきましょう。

■まとめ

砂壁や土壁、フローリング床や畳に何か薬品や防虫効果のあるものを練り込んだり塗ったりしても体に悪影響が出かねませんので、それらは市販の防虫剤系で対処していきましょう。

ということでリフォームでシバンムシを防ぐということは不可能に近いです。
極端な話、コンクリートと化合物のみの自然由来の材質を一切使わない家やリフォームでしたらシバンムシが万が一飛んで来ても棲家を見つけられず餌場を処分するだけで大丈夫です。

まずはシバンムシを招き入れてしまう餌場の存在を極力減らし、飛んで来ても定住させないことが重要です。

それでも砂壁や土壁、フローリング床や畳の中に巣食われてしまった場合は速やかにリフォームをし廃材ごと処分してしまいましょう。

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