熊本県で発生した豪雨の影響で河川が氾濫し多くの犠牲者が出てしまいました。あの規模になりますと個人の力ではどうにもなりません。弊社のある小田原市のお隣、箱根町でも去年の台風時に大きな被害が起きました。ああなってしまっては無力ですが、それでも梅雨や台風の大雨で出来る対策リフォームにはどんなものがあるのでしょうか。
■やっておきたい大雨対策のリフォームは?
川が氾濫してしまったり土砂崩れが起きてしまったら正直どんなに頑丈にリフォームをしてあっても無理です。
県や国など自治体の土木工事や治水工事のレベルなので、危険がありそうなエリアにお住まいでしたら出来るならばお引越し、土地持ちであれば保険などに加入をしておきましょう。
当然、避難経路は確保し早め早めの行動で身を守りましょう。
では本題になります。
下記のようなリフォームをしておくことでお家を守ることが出来ます。
・屋根のリフォーム
耐風、耐雨をまず強化しない事には梅雨、この先の台風、秋雨などにやられてしまいます。
具体的には風の抵抗を受けやすい瓦屋根からスレート屋根などにすることで風に舞い上げられる心配が少なくなります。
雨も溜まりにくく水捌けも良いので雨漏りなどの心配も少なくなります。
・雨戸のリフォーム
暴風を伴う横殴りの雨は小石やガレキなどを舞い上げ猛スピードで家屋を襲います。
一番怖いのは窓ガラスに直撃すること。
万が一、直撃しても雨戸を閉めておけば大事に至りません。
また、暴風にも耐えられますので窓ガラスの破損を防ぐことが可能です。
・外構のリフォーム
お庭の水捌けや排水溝など全般を指します。
雨水のルートをしっかりと作っておくことで大概の雨でしたらなんとかなります。
またリフォームではないですが、土嚢があるとないでは全然違いますのでスペースがあるならば土嚢を用意しておくと万が一の時代に備えられます。
■梅雨や台風の大雨時の対策リフォームの大きなメリット3つ
「今回の熊本の大惨事のようになったら無駄だからやらない」
という方は今回のお話は対象外となっております。
・雨だけでなく風にも強くなる
台風の時期は雨もそうですが風がヤバいです。
屋根のリフォームと雨戸のリフォームは風にも滅法強くなりますので大きなメリットです。
・火災保険のトラブルが少なくなる
こちらに落ち度があったり中途半端な壊れ方ですと火災保険が思うように下りない場合があります。
でしたらちょっとの豪雨程度では壊れない頑丈なリフォームをしておくことで、余計なトラブルを防ぐことが出来ます。
・安心して生活が出来る
例えば屋根が瓦でリフォームしたのが10年以上も前でしたり、たいした雨風でもないのに普段から窓ガラスがガタガタ揺れたり、庭がぐちゃぐちゃになって水たまりがすぐできたり…。
不安要素がある場合は対策リフォームをすることで何より安心して生活が出来ます。
不安に怯えながら過ごす夜は本当に怖いです。
■まとめ
なかなか大雨や暴風の為にリフォームをするという習慣がなかったり、価値を見いだせない方もいらっしゃるかと思います。
ただ、ここ数年のニュースを見ていますと大雪でどうこうというよりも大雨と暴風で被害が多数報じられていると思いませんか?
雨戸のリフォームは費用対効果を考えますと数あるリフォームの種類の中で一番あると思いますし、屋根のリフォームは暑さ対策にも大きな効果を発揮します。
自然災害と戦うようなリフォームは他の自然の驚異にも同時に対策出来ることが殆どですのでフルシーズン役立つと思います。
もうすぐ梅雨明けとなりますが、直ぐに猛暑と台風が来ます。
屋根のリフォームは暑さ・大雨・暴風対策になります。
雨戸のリフォームも暑さ・大雨・暴風対策になります。
外構リフォームは暑さ・大雨対策になります。
先日、箱根町の芦ノ湖も水位がヤバかったですよね…。
去年のような状況にもなってしまうかもしれません。
あなたさまのお家にご不安を感じていらっしゃる場合は一度お気軽に小田原リフォームラボまでご相談くださいませ。
ハザードマップなど確認しながら最適な対策をご進言させて戴きます。