あなたさまの和室や廊下、旅館関係者様の和室、飲食店様の個室などにある砂壁や土壁。風情や趣は壁紙クロスでは再現できないものが未だにあり大勢のファンがいます。砂壁や土壁には吸湿効果や脱臭効果などもありまさに万能…。かと思えば欠点も当然ございます。それは経年劣化するとボロボロと剥がれ落ちてしまうことです。
ボロボロと剥がれ落ちてしまった砂壁や土壁はアレルギーの原因にもなりますし、何より廃墟や朽ちていく家を想像させ見栄えが悪い事限りなし。
今回はその砂壁や土壁が剥がれ落ちない為のリフォームをちゃんとしましょうね!
というお話です。
■砂壁や土壁の剥がれ落ちはリフォームせずに応急処置で対処出来る?
塗装のし直しをしないという意味でのリフォームせずには下記の方法がございます。
しかし何も手を加えないければ剥がれ落ちて来るだけですし、手を加えればリフォーム。
ということになりますので、本当に何もしないでの対処は難しいでしょう。
・ベニヤ板などを砂壁や土壁に張りその上から壁紙クロスで応急処置
簡単砂壁・土壁リフォームとして弊社、小田原リフォームラボも事例が多数ございます。
やはりお客様の中には砂壁や土壁はいいけど手間がね…
とどうしても経年劣化で剥がれ落ちてしまう姿を嫌う場合がございます。
かといって新たに塗装し直すにはそれなりに費用と日数が掛かりますので上記のベニヤ板などを砂壁や土壁に張りその上から壁紙クロスで応急処置というリフォームをさせて戴き、場合によってはそのまま壁紙クロスで生活続行という流れになります。
戸建ての場合ですと約50%程度がそのまま壁紙クロスへ。
店舗様や旅館様の場合は趣きがありコンセプトとズレてしまうので90%くらいが時間を置いて砂壁や土壁の塗装リフォームをし直すケースが多いです。
■剥がれ落ちない壁紙クロスの方が砂壁や土壁よりもいい?
壁紙クロスも経年劣化や職人の技術力いかんでは簡単に剥がれ落ちてきます。
特に壁と壁紙クロスの間に湿気や水分が入るといとも簡単に剥がれてめくれてきます。
そのようなお風呂や浴室、洗面所やキッチン、トイレなどの水回りが特にその剥がれ落ちの多く見られる場所となります。
ですので耐久性的には壁紙クロスの方が良いのは確かなのですが
・調湿効果
・防臭効果
・趣き
を考えると正直好みだと思います。
どっちでも良いというあなたさまは壁紙クロスが良いですし、剥がれ落ちてもそれも砂壁や土壁の良さ。
と捉えられるようならば砂壁や土壁とあなたさま自身の相性がバッチリですので応急処置はしたとしても落ち着いたらまた塗装し直しましょう。
■まとめ
あれこれ言う前に、そう砂壁や土壁が剥がれ落ちてしまう前にリフォームしてしまうのが一番です。
それが上塗りの再塗装であってもベニヤ板を張りその上から壁紙クロスにリフォームする場合でもです。
トラブルが起きる=最後まで使い切った。
と考えがち思いがちですが本当はその時点からマイナスへと針が振れています。
本来は砂壁や土壁が吸収してくれた湿気や臭いはどこへいくでしょうか。
消えるのではなくもしかしたら壁材深くへ染み込んでしまったかもしれませんし、柱や床、天井などにその湿気や臭いが吸収されてしまっただけです。
これでは正直意味がありません。
砂壁や土壁が剥がれ落ちる前にリフォームすることを心掛けてまいりましょう!
小田原リフォームラボでは砂壁や土壁の昔からの左官職人が常駐しています。
他のエリアの職人さんに比べ小田原リフォームラボのある小田原市や箱根町は温泉街があるということもあり旅館などの和室が数多くございます。
その分、熟練度は高まっているといっても過言ではございません。
砂壁や土壁のリフォームに関しましては小田原リフォームラボまでお気軽にご相談くださいませ。