今年は異様に梅雨が長く8月1日に梅雨明けしたと思ったら8月も雨が多く9月の今、もう秋雨前線の影響を受けています。正直お家の至るところにカビが増えてしまった生えてしまったご家庭もあるのではないでしょうか。今回はそんな中、砂壁や土壁がカビてしまったらリフォームするしかないの?というお話です。
■カビの程度にもよりますがリフォームがおすすめ
カビの程度が薄っすらでしたら市販のアルコール・砂壁用のカビ取り剤でなんとかなる場合もあります。
因みにアルコールの場合はカビは除去出来ますが黒ずみまでは除去出来ません。
カビ取り剤はお風呂などで使うのと同じ程度の効果が出来ると想定いたしましょう。
根まで除去しきれるのか…というのは小さな範囲でしたら可能でしょう。
しかし何年も前から根を張っている砂壁や土壁のカビは厳しいと思います。
溶剤の量を増やして吹き付ければ今度は正常な砂壁や土壁にも影響が出ますし、部屋の中をアルコールまみれカビ取り剤まみれにして、果たしてそれは正解でしょうか…。
という別の懸念が生まれます。
砂壁や土壁のカビ取りにはハウスクリーニングという手もあります。
ここでひとつ気を付けたいのは普通のハウスクリーニング業者では砂壁や土壁を傷めてしまう可能性が大です。
補修まで行ってくれるカビ取り業者か補修や砂壁塗装を生業としているリフォーム業者さんに依頼するのが良いでしょう。
■砂壁や土壁のカビをリフォームせず中途半端にしておくリスク
ちょっと黒ずんでるだけだし、ちょっとポロポロ砂壁が削れるだけだし…。
と騙し騙し生活してしまっているあなたさま。
砂壁や土壁のカビをリフォームせず中途半端にしておくリスクをお伝えしてまいります。
1.カビを体内に吸い込んでいいことはひとつもない
当たり前ですが健康被害が出てきたりします。
カビアレルギーなども出る可能性があります。
なんとなく体調が優れないのはカビのせいかもしれません。
2.カビの匂いは他人にとって迷惑
お家の匂いって慣れてしまいますよね。
他人にとって自分以外の匂いは非常に敏感です。
それがカビ臭となってしまいますと非常に迷惑です。
3.他の部位にもカビが繁殖する
扇風機やクーラーの風、ご家族が歩いた時に舞った風などに砂壁や土壁のカビは舞い上げられ家の中の他の部位に運ばれます。
そうやって部屋中だったりクーラーの中だったりにどんどん繁殖していいことはひとつもありません。
■まとめ
結論を申し上げますと薄っすらなカビ程度でしたら市販のアルコールスプレーやカビ取り剤でなんとかなると思います。
取っても取ってもすぐ出てくる、臭いが残ってしまう…。
という場合は奥深くまで根を張ってしまっている可能性が大なのでリフォームをして塗装し直しするのがおすすめです。
小田原リフォームラボでは宿場町、温泉街、箱根町が近隣にあることもあり腕利きの砂壁・土壁職人を有しております。
有名旅館や高級旅館などの砂壁や土壁のリフォームも手掛ける数が少なくなってしまった本物の職人さんですので砂壁や土壁のリフォームご希望の際は是非ご指名くださいませ。